白浜の年間300万人以上の観光客は 74%が関西から 、夏季に集中し4割が日帰り客。同社は、特に「ワーケーション」の誘致に注力する戦略。地域コンシェルジュとして、地域事業者との連携による誘客の仕組み化や、受入体制を構築している。

市は「ふるさとに学び 、未来へつなぐ、学ぶ楽しさのあるまち米子」を基本理念とした教育の町。同⻘年部は2021年の市長との意見交換会で、移住促進および関係人口増加を目的に地域の課題解決に取り組む地域参加型ワーケーションの導入支援を提言した。

2006年智頭町に移住してきた西村代表が構想。雨の日も雪の日も毎日森へ通い続ける平日通園型の「森のようちえん」。週末森のようちえん「もりっこ」、未就園児クラス「こえだ」、「森のがっこう」は小中学生が森や里山で学ぶ、更に「野学YAGAKU」は学びを深める大人の体験研修。

2024年夏、実装段階に入った、地域の住民が日常的に利用できる利便性の高い交通は「のりりん」と称し、乗降ポイントは町内全域から200箇所以上。自家用有償旅客運送制度を活用し住民ドライバーが自家用車を乗合で運行する。

廃校寸前だった島唯一の隠岐島前高校を、島全体で学校、地域住民を先生、地域課題を教材とすることで魅力化し、全国から生徒の集まる人気校へと進化させた。「隠岐國学習センター」を３町村で設立し、島前ふるさと魅力化財団において運営している。

町内の高校へ県外等から入学する高校生の居住施設として運営する施設を改修し、新しい人の流れを創出した。島根中央高校には全国約120校の中学校から生徒が集まり、多世代が学び合う交流施設として拡充強化と魅力化を行っている。

江津市の奥座敷、山間の温泉街は、過疎・災害・高齢化で宿が激減した。民間事業者と住民ら連携して再生に取り組む。町全体を一つの宿として連携する「まるごとホテル」プロジェクトで、宿の増加、レストランの開業、若者の移住へと続いている。

西粟倉村が平成20年に策定した「百年の森林（もり）構想」のもとで、外部から入ってきた人々（Iターン）の発想、技術や経験等によって新しいものを地域に産み出し、人々が地域の起業家として発展していくローカルベンチャーの仕組みを加速化しようとしている。

真庭市では林野を活用した「真庭バイオマス発電事業」「木質バイオマスリファイナリー事業」「有機廃棄物資源化事業」「産業観光拡大事業」など幅広く展開し、雇用創出及び地域経済活性化を推進している。

大和ミュージアムもあり入込客数は毎年 300 万人程度で推移するが，日帰り観光客が多く，中心市街への回遊も少ない。同センターはNPO中間支援センターとして、また様々なまちづくり活動への参加を通じて、メンバーがリノベーションの取組に広く関わっている。