五洋建設ミュージアム
~企業ブランドの発信拠点、企業理念を継承する場五洋建設ミュージアム
五洋建設株式会社
五洋建設ミュージアム企画部長
今村 弘文

■五洋建設ミュージアム
2021年に創業125周年を迎えたのを機に、「進取の精神の実践による挑戦の歴史とCSR活動の発信拠点」として、栃木県那須塩原市の技術研究所内に五洋建設ミュージアムを開設しました。2024年7月から一般公開を開始しています。当施設は、「挑戦の歴史」、「グローバル」、「技術の創造」の3つのゾーンで構成されています。入口正面には、海外進出の先駆けとなったスエズ運河改修工事で使用された浚渫船のカッターヘッドが当社のDNAである『進取の精神』の象徴とし来館者を迎えます。進取の精
神で切り拓いてきた125年の軌跡に加え、未来に向けた新分野・新技術への挑戦についても体験いただけます。お近くにお出かけの際はご家族・ご友人と是非ともお立ち寄りください。

<展示例>

●水野組創設当時の作業服
当時の職人たちは、組の名前と印の入った法被、膝下丈 のズボン(ニッカーボッカー)、地下足袋といういでたちで工事にあたっていた。
印入りの法被は、他の組と区別するためにも重要なものだった。我が国における建設作業着の原型と言える。

●潜水用圧搾ポンプ、ヘルメット式潜水具
昭和初期、水中作業員の着用する潜水具は、スズでメッキコーティングした銅製ヘルメットを潜水衣の首部に蝶ネジで取付けるといったものであった。ヘルメットには、 正面と側面に窓が設けられ、一本の空気管を通して呼吸していた。
●グローバルゾーン<スエズ>

海外進出の先駆けとなったスエズ運河プロジェクトで使用された浚渫船のカッターヘッドを展示。当社のDNAである「進取の精神」の象徴として紹介しています。
●挑戦の歴史ゾーン

1896年広島県呉市で水野組として創業し、海の土木から陸の土木、建築へ国内から海外へと業容を拡大してきた当社の歴史を紹介しています。
●グローバルゾーン<シンガポール>

シンガポールにおける60年以上にわたる挑戦の軌跡を紹介。土木、建築の記憶に残る代表的なプロジェクトを紹介しています。
●技術の創造ゾーン

当社の強みである土木と建築、国内と海外の部門間連携、DX(デジタルトランスフォーメーション)、洋上風力やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)などの未来へのイノベーション、技術革新を体験できます。

<住所>
栃木県那須塩原市四区町1534-1
(五洋建設株式会社 技術研究所内)
<見学のお申込み>
五洋建設ミュージアムの見学ご希望の方は、下記WEBサイトよりお申し込みください。
