土木を身近に楽しく感じて欲しい~ 防災教育ボードゲーム ドボ・シティ開発のお話Vol.3 ~

土木を身近に楽しく感じて欲しい~ 防災教育ボードゲーム ドボ・シティ開発のお話Vol.3 ~土木を身近に楽しく感じて欲しい~ 防災教育ボードゲーム ドボ・シティ開発のお話Vol.3 ~

ドボ・シティ制作チーム/大成建設株式会社/土木学会 2023年度会長プロジェクト 土木の魅力向上特別委員会 幹事

中島 裕樹

ドボ・シティの誕生秘話

こんにちは、(2025年4月号)の福田さん、(2025年5月号)の葭田さんからバトンタッチしてドボ・シティ開発のお話Vol.3をお送りします。私は、このゲームが誕生したプロジェクトの幹事をしていたため、このプロジェクトの発足から、ドボ・シティ誕生までの経緯をお伝えしたいと思います。

土木学会 会長プロジェクト 土木の魅力向上プロジェクト(以下、PJ)とは?

まず、土木学会会長プロジェクトとは、土木学会の会長が任期である1年ごと(通常6月~5月)に設定する特別プロジェクトのことです。

どのようなプロジェクトを進めていくかは、各会長が決定をします。2023年6月~2024年5月は、大成建設株式会社の代表取締役会長(注:2023年6月当時~2025年6月現在)である田中茂義さんが第111代土木学会会長に任命されました。弊社の会長が土木学会会長となったことで、弊社社員も数名、田中会長と一緒にプロジェクトを進めていくことになり、私がそのプロジェクトの幹事の1人に任命されたことが、ドボ・シティ誕生につながることになります…

PJ当初 メンバー公募パンフレット
PJ立上げメンバーと小委員会委員長、幹事長

魅力ある土木の世界発信小委員会発足からドボ・シティ制作まで

土木の魅力向上PJでは、①「魅力ある土木の世界」の発信、②「土木のステイタスアップ」を目指した取組みの2つを軸にして活動していくことになりました。①では、コンセプトムービーを制作してYouTubeでの配信や、SNSを用いた土木の魅力を発信、過去のアーカイブ(特に黒部に着目)の掘り起こしをして再評価をする活動をしていました。データとして残るものは多くつくることが決まっていたのですが、何か形に残るものができないかと悩んでいたときに、土木人生ゲームやカードを制作したら面白いのでは?という意見が出てきたのです。人生ゲームは、すでに制作している人がいるという話を聞いたので、それでは、小学生から高校生、あるいは年配の方でも一緒に楽しめるゲームができたら良いなという思いで、土木カードゲームを制作しようという流れになりました。 私は、小学生の頃からポケモンカードやデュエルマスターズなど様々なカードゲームをしてきたので、色々な新しいルールを考えるのは楽しみでした。また、共同制作者の福田さんは、土木に関して知識が豊富で、他のボードゲームにも精通していました。さらに、社内向けに発信をしていた葭田さんは、イラストを描くのが非常に上手なので、この3人が力を合わせれば、きっと良いものができる思い、「ドボ・シティ」の制作をスタートさせたのです。

魅力ある土木の世界発信小委員会での取組み成果

PJで制作した動画はITVAで金賞を受賞!!
dobokuTVチャンネルで動画発信

【会長メッセージ・リーフレットのHP】

https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project/node/20

(※こちらのHPから、委員会の活動内容が分かるリーフレットのデータもダウンロード可能)

全国でドボ・シティを使った活動を実施

何度もテストプレイを実施して完成したドボ・シティですが、完成後は全国でゲーム体験会を実施しました。これまで、札幌、仙台、東京、横浜、大阪、博多などの主要な都市でイベントを実施しましたが、どれも大盛況となっています。また、各イベント等に合わせて、ドボ・シティに携わったメンバーをゲームの中で使えるようにしたカードやシール等のグッズも制作しました。カードコレクターやファンが集めたくなるような取組みも続けていければと思っています。今後も、声がかかれば、フットワークを軽く活動を進めていきます。

最後に

ドボ・シティについては好評をいただきまして、おかげ様で1000部発行達成いたしました!!

2025年6月現在少しのストックがあり、販売中でございます。様々なイベントの他、下記QRから問い合わせ可能ですので、是非手に取っていただけたらと思います。

ドボ・シティはあくまでも、土木業界に興味をもってもらえる人を増やすために制作したものなので、カードゲームをしながら、「土木の魅力」を少しでも感じてもらえれば幸いです。将来、「ドボ・シティを体験して土木を好きになりました!」という言葉を聞ければ、これ以上嬉しいことはありません。

問い合わせ先QR