庄内・社会基盤技術フォーラム
庄内・社会基盤技術フォーラム 委員長
山形大学 農学部 教授
安中 武幸
■当フォーラム発会の主旨
山形県庄内地域の土木技術者のレベルアップと連帯感を高めることをねらいとして、産学官の土木技術者有志が連携し、研修及び交流の場を提供することにより、地域の土木技術者が新しい技術動向をとらえ、自ら応用し、更に他地域への情報発信をめざすことを支援し、地域の発展に貢献するとの趣旨のもと「庄内土木フォーラム」として、準備委員会を平成10年11月に発足しました。
平成16年7月、自然環境を無視できなくなった社会環境、及び建築分野を包含することによるフォ-ラムの拡大発展と活性化を目的に、名称を「庄内・社会基盤技術フォ-ラム」に変更しました。
平成11年3月の第1回フォーラムから21年に渡り、毎年年に1~2回の発表会を開催して、今年度で第28回の開催を行っています。
■運営委員会および実施体制
第1回フォーラム開催に向けて準備委員会を発足した後、平成11年7月に「運営委員会」を発足しました。現在のメンバーは、下記の通りです。
・委員長:安中武幸(山形大学農学部 教授) ・委 員:呉尚浩(東北公益文科大学 教授)/本橋元(鶴岡高等専門学校 教授)/是谷実(酒田工業高等学校 教諭)/髙野明(国土交通省酒田河川国道事務所 所長)/森田有一(国土交通省酒田港湾工事事務所 所長)/上原芳久(東日本高速道路株式会社鶴岡管理事務所 所長)/藤井昌道(酒田市 建設部長)/中川繁(鶴岡市建設部 参事) ・事務局:小池禎一(前田製管株式会社 総務・人事G次長) |
フォーラムは、上記の「運営委員会」の他、「協賛」:(一社)東北地域づくり協会と、「共催」:(一社)土木学会東北支部/山形県建設業協会鶴岡・酒田支部/NEXCO東日本㈱により、実施しています。
■フォーラムの内容
フォーラムは、招待者による「特別講演」1~2題と、庄内地域の産学官の技術者や大学生・高専生による「事例・研究発表」10題弱で、午後半日を掛けて行います。これまで「特別講演」の講師は下表の31名、「事例・研究発表」の数は287題を数えます。参加者は、「事例・研究発表者」と同様の庄内地域の産学官の技術者や大学生・高専生で、毎回100名程度が参加します。
■最新情報
令和3年度の第27回フォーラムは、コロナ禍でしたが、今年の2月28日に、WEBで開催し、参加者は106名に昇りました。大学生・高専生の発表もあり、発表できたことに、感謝と感激の感想をいただ来ました。このように若い人材を含めて、今後も許される限り、産学官ともに一堂に会して技術者の研鑽のため、引続き開催して行きたいと考えています。