有機農業の開始から40年以上にわたり「エコロジカルなむらづくり」を掲げて、柑橘を中心とした農業生産だけでなく、柑橘を使った地域発のブランド開発、漁業者と連携した環境維持活動、福祉事業への参画、新規就農者の確保・育成の他、段々畑を活用した観光事業など積極的に取り組んでいる。

地域の生活を守るため、約８割の世帯が出資し法人を設立し、生活必需品の販売や給油所の運営等、地域が必要とする事業を多角的に実施している。更に各世代の代表からなるアドバイザー会議を設置し、住民との対話により各年齢層のニーズを反映した運営を行っている。

道の駅の売上拡大を図るため、販路開拓や生産指導、商品開発への助言など、あらゆる面で生産者の支援を行い、商品価値の向上を図っている。地域内だけでなく、周辺の道の駅と連携した相互誘客や近隣都市へのサテライトショップ開業など、広域で販路拡大や誘客に取り組んでいる。

中筋川ダム、横瀬川ダムの2ダムを活用し「中筋川流域かわまちづくり計画」を策定して地域活性化を促進している。横瀬川ダムでは、日本で唯一のダム堤体でのクライミング施設としての活用をして、観光にこれを組み入れた宿泊滞在型の効果も期待している。

うきは市は関係人口の創出に取り組んでいる。① UKIHA FUN CLUB制度(個人向け)、② うきは応援団!!企業パートナー制度 (企業向け)など、継続的に繋がる仕組みづくりを行っている。また、棚田の活用や森林セラピー、マイクロツーリズム推進を生かし関係人口拡大を進めている。

東は福岡市、西は佐賀県唐津市に接し、交通利便性が高い地域。体験にお金をかける人が多い今般のトレンドを前提として、県道54号線沿いにアートフォトスポット「ジハングン」を展開。約5年間で150万人以上の来場と、2.8万件以上の投稿で「写真映えスポット」として全国から注目を浴びた。

酒蔵ツーリズムの先駆的存在。酒の品質は国内外で認められ、ツーリズムとしても他地域の模範になる。酒蔵の建ち並ぶ街並みや歴史、文化などの地域資源を再認識し、さまざまな主体との協力体制を構築して、確実に活動の幅が広がっている。

SDGs未来都市に選定されスマート農業の推進、ICT人材の育成、環境教育の実施等を行っている。これには市や富士ゼロックス（現富士フイルムビジネスイノベーション）、壱岐市観光連盟など島内外の団体で設立した社団法人を中心に、官民が連携した取組を実施している。

観光客数が群を抜いて多く県内最大の観光地。「阿蘇ブランドを活かした魅力ある地域戦略」を謳っている。同協会は危機感を持った商店街の２代目が中心となり、親世代が整備した桜並木や湧き水設備を活用した「お座敷商店街」、「水基めぐり」等の取組により商店街を再生させた。

豆田町伝建保存会は平成17年設立した。豆田地区振興協議会、日田市観光協会、豆田商店街・自治会などと連携・協力してして、日田祇園祭、日田天領まつり、千年あかり、天領日田おひなまつりなどを開催し多くの観光客を集めている。